8月10日に開幕する陸上の世界選手権(モスクワ)に出場する日本代表の結団式が25日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。

 男子短距離で、桐生祥秀(京都・洛南高3年)とともに日本人初の9秒台を狙う山県亮太(21=慶大3年)は「今の状態では不安」と話しつつ「どこかのタイミングで気持ちを切り替えたい」と、本番までの調整を重要視した。

 28日には、関東学連主催の「トワイライト・ゲームス」(東京・代々木公園陸上競技場)に出場する。試合間隔が空くため、レース感覚を養うのが狙いのようだが「貴重な機会。本番を意識して、しっかり走りたい」と話した。