国際陸連は20日、モスクワで8月に開催された世界選手権に出場した7選手にドーピング違反が発覚したと発表した。

 男子やり投げ5位のロマン・アブラメンコ(ウクライナ)が筋肉増強作用のある禁止薬物に陽性反応を示したほか、カザフスタンの女子競歩選手ら3人からは持久力を高めるエリスロポエチン(EPO)が検出された。

 選手は既に資格停止などの処分を受けた。

 国際陸連は大会期間中に538人、開幕前に132人を対象に尿検査を行った。