来秋のアジア競技大会(韓国・仁川)の代表選考会を兼ねた、第5回横浜国際女子マラソン(17日=山下公園発着、日刊スポーツ新聞社後援)の招待選手記者会見が15日、横浜市内のホテルで行われた。

 国内招待選手は6人全員が出席した。世界舞台を経験しているのは、中里麗美(25=ダイハツ)と野尻あずさ(31=ヒラツカ・リース)。ともに11年の大邱(韓国)世界選手権代表で、中里は10位、野尻は19位だった。それ以来の日の丸を目指す中里は「元気な走りで、お世話になった人を笑顔にしたい。レースの流れとコンディションに(身を)任せたい」と抱負。野尻も「自己ベストを目標に、レースでは自分のペースでなく、マラソン全体をながめるような(=対応できる)走りをしたい」と語った。