来秋のアジア競技大会(韓国・仁川)の代表選考会を兼ねた、第5回横浜国際女子マラソン(17日=山下公園発着、日刊スポーツ新聞社後援)の招待選手記者会見が15日、横浜市内のホテルで行われた。

 国内招待選手は6人全員が出席。注目の那須川瑞穂(33=ユニバーサルエンターテインメント)は、3日の東日本実業団対抗女子駅伝で区間新記録の快走。「若い選手には、まだまだ負けないつもりで練習もやってきました」と話し、コンディションの良さをうかがわせた。

 昨年は日本人トップの2位でフィニッシュしながら、世界選手権代表の座を逃しているだけに、リベンジの絶好の機会。「去年の自分より少しでも進歩した走りをしたい」と話した。4年前の東京マラソンで、自己ベストを4分以上も更新する2時間25分38秒で優勝。遅咲きの星が再び、みなと横浜で一花咲かせる。