検査態勢の不備が問題となっていたジャマイカ反ドーピング機関(JADCO)の役員が、12月31日付で総辞職することになったと同国の政府関係者が22日、明らかにした。

 ジャマイカではことしに入り、陸上選手が相次いで禁止薬物に陽性反応を示した。JADCOの元幹部は、昨年2月からロンドン五輪前までに抜き打ち検査を一度しか実施しなかったことを明かしていた。