<全国高校駅伝男子>◇22日◇京都・西京極陸上競技場発着(7区間42・195キロ)◇47校

 山梨学院大付(山梨)が、激しいデッドヒートを制して念願の全国制覇を成し遂げた。

 勝負の行方は最終7区の終盤までもつれこみ、大牟田(福岡)、伊賀白鳳(三重)、世羅(広島)と4校のトラック勝負になった。山梨学院大付のアンカー、西山令(3年)は3コーナーあたりから、こん身の力を振り絞りスパート。1秒差で大牟田を振り切り、栄光のゴールテープを切った。

 西山は「ハラハラしたけど、ラストまで我慢しようと思って走った。日本一になるという目標を持って、みんな団結して大会に臨めた。最後はサポートしてくれた全員のために走った。夢みたい。最高です」と大喜びだった。