<東京マラソン>◇23日◇東京都庁前-東京ビッグサイト(42・195キロ)

 世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の東京マラソンが行われ、今秋のアジア大会(仁川=韓国)代表選考会を兼ねた男子はマラソン3回目で27歳の松村康平(三菱重工長崎)が2時間8分9秒で日本選手最高の8位に入った。

 ディクソン・チュンバ(ケニア)が2時間5分42秒で初優勝し、大会新記録のボーナスと合わせて賞金1100万円を獲得した。ロンドン五輪銀メダル、世界選手権2連覇のアベル・キルイ(ケニア)は10位だった。

 小林光二(SUBARU)が2時間8分51秒で9位に入り、初マラソンの宮脇千博(トヨタ自動車)は15位、ロンドン五輪代表の藤原新(ミキハウス)は2時間30分58秒で76位に終わった。

 女子は2011年世界選手権代表の伊藤舞(大塚製薬)が2時間28分36秒で日本勢トップの7位となり、前日本記録保持者の渋井陽子(三井住友海上)は3時間11分5秒で85位だった。ティルフィ・ツェガエ(エチオピア)が2時間22分23秒の大会新記録で制した。