<陸上:セイコーゴールデングランプリ陸上2014東京>◇11日◇国立競技場◇男子やり投げほか◇日刊スポーツ新聞社主催

 男子やり投げは、日本勢にとって記念すべき一戦となった。史上初めて、80メートルスロワー3人が、出場する一戦で、最後の国立競技場での陸上競技大会に花を添えた。

 2年前に84メートル28の日本歴代2位(当時)を出し、ロンドン五輪代表にもなったディーン元気(22=ミズノ)は、脇腹痛の影響もあり、これが早大卒業後、社会人1年生として初の試合。

 だが77メートル32で6位に終わった。6月の日本選手権に向けて「技術をしっかり出すことに重きを置いて、日本選手権で結果を出したい」と抱負を語った。