<陸上:日本選手権大会兼アジア大会代表選考会◇第2日◇7日◇福島市とうほう・みんなのスタジアム◇男子100メートル予選ほか

 男子100メートル予選で、2組に出場した山県亮太(慶大4年)は10秒27の1着で、最終日の準決勝に進んだ。

 昨年は決勝で桐生祥秀(当時京都・洛南高3年)らを破り初優勝。だが今季は腰痛で出遅れ、ピークはあくまでもアジア大会の秋に定める。そのアジア大会出場にために、前日からの200メートルは回避し、この種目に絞った。「10秒27のタイムは全然、悪くない。100メートルに絞ったからには、しっかり結果を出したい」と話した。万全ではなく連覇は苦難の道だが、決勝では今持てる自分の力を出し尽くす。