陸上の世界ジュニア選手権(22日開幕・米国ユージン)に出場する日本代表が17日、成田空港を出発した。女子では、12年ロンドン五輪代表の土井杏南(大東大1年)が主将に指名された。

 女子400メートルリレーで戦後最年少出場を果たした五輪舞台から2年。昨年は腰痛の影響で思うように記録を伸ばせなかった。大学進学で心機一転、今季は試合会場でも笑みが多く見られるようになった。この日も取材対応で終始、笑みを絶やさず「リレーとかのキャプテンはやったことがあります。しっかりした走りで(チームを)引っ張っていけたら」と話した。

 今大会は100メートルでは日本女子初、200メートルでは2人目の決勝進出を目指す。「いい練習を積めています。距離も踏めたし、スタート練習も」と近況を話し、2年前に出した100メートルの自己ベスト更新を目標に挙げた。