<陸上:トワイライト・ゲームス>◇27日◇東京・代々木陸上競技場(織田フィールド)

 アジア大会男子短距離代表の山県亮太(22=慶大4年)が、リレー2種目に出場した。

 400メートルリレーは慶大のアンカーを務め、40秒88で出場8チーム中、7位だったが、主将の面目躍如は午後7時20分から最終種目で行われた1600メートルリレー。2走を務め「バトンをもらった時は3番か4番手」から追い込み。最後はトップで3走にバトンを渡した。

 チームはそのまま3分8秒01で逃げ切り初優勝。「しどかった~」と息を切らしながら「練習でイメージしていたより、ラスト100メートルは余力がありました。100メートルに生きると思います」と“本職”で、日本人初の9秒台を目指す100メートルにつなげるつもりだ。