メルボルンマラソンで2位となった川内優輝(26=埼玉県庁)が14日、同地のメルボルン高を訪問した。川内の勤務する春日部高と同校は14年前から兄弟校提携を結んでおり、毎年交互に交換留学を実施。その縁で訪問が実現した。同校は64年東京五輪1万メートル銅メダルのロン・クラークを輩出。早朝に15キロを走ってから学校を訪問した川内はジェレミー・ルードウィック校長、春日部高からの留学生・加藤慎大さんらの歓迎を受け「勤務先の高校がこのような伝統のある学校と交流があるんだと実感した。生徒は恵まれていると感じました」と話した。