渡辺元智

15年7月、神奈川大会決勝の東海大相模戦の後、ナインの手で胴上げされる横浜・渡辺監督
15年7月、神奈川大会決勝の東海大相模戦の後、ナインの手で胴上げされる横浜・渡辺監督

夏の甲子園大会が第100回を迎えた。春夏通算5度の全国制覇を果たした横浜の名将・渡辺元智監督(2015年夏勇退)から記念大会に向けて思いを語っていただいた。「野球が、高校野球が人を作る」。半世紀近く指導者として歴史に名を刻む渡辺氏は愛甲、松坂、涌井、筒香……ら数多くのスター選手を育て上げた。ゆえに言葉には重みがある。「横浜の練習はプロよりきつい」とコメントした横浜OBもいるが、部員らに真正面から向き合い熱い心で指導した。「甲子園には魔物なんて棲んでいない。もしも棲んでいるとしたら、お前たちの心の中にいる」は名言として語り継がれている。

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<高校野球・2018年3月23日掲載>