内村航平

男子個人総合決勝 あん馬の演技で、着地の瞬間にガッツポーズする内村
男子個人総合決勝 あん馬の演技で、着地の瞬間にガッツポーズする内村

相性の良くないあん馬からのスタートだったが、完璧な着地を決め、今五輪で初めてガッツポーズを見せた。これで勢いづいた。つり輪、圧巻の跳馬と続き、トップに立った。残りの種目も高得点を出した。正確で美しい演技が世界を魅了した。内村悲願の団体総合優勝は逃したものの、日本人28年ぶり4人目の個人総合金メダルで、日本体操史上初めて世界選手権と五輪を制した。「苦しくて今日もどうなるかと思ったが、気持ちだけは強く持っていこうと。チームのため、国民のために、強い気持ちでいこうと思った」「自分が自分であることを証明できた」。続くリオでは個人&総合を制覇した。

(^o^)

<ロンドン五輪・2012年8月2日掲載>