伊調馨

五輪4連覇で国民栄誉賞受賞が決定した伊調は花束を手に笑顔を見せる
五輪4連覇で国民栄誉賞受賞が決定した伊調は花束を手に笑顔を見せる

リオデジャネイロ大会の金メダルで、女子個人種目初の五輪4連覇を果たした伊調馨への国民栄誉賞授与を決定した。12年に国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里はマスコミ対応が巧みな女子レスリング界の看板選手。一方、伊調は「テレビや新聞などマスコミさんが苦手。沙保里さんがいなければ、こうやってレスリングに取り組めなかった」と先輩に感謝する。今後について聞かれると「選手として東京でやる五輪に挑戦出来るかも」「指導者として子どもからシニアまで世代を問わずに教えたい」と胸の内を語った。最後に「まだレスリング人生は半分。今の時点では50点ぐらい」。国民栄誉賞レスラーは五輪5連覇を視野に入れている。だが、10年から行われていたと言われるパワハラが18年に発覚。むなしい。

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<レスリング・2016年9月14日掲載>