西村京太郎

トラベル・ミステリーで人気の作家・西村京太郎氏
トラベル・ミステリーで人気の作家・西村京太郎氏

十津川警部と亀井刑事が事件を解決していくトラベルミステリー。複数のテレビ局が2時間ドラマとしてシリーズ化している。原作は西村京太郎。99年夏の取材で「30年の作家生活で、これまで殺した人間はざっと1000人」と語っていた。同業の山村美紗さんとは〝隣人関係〟で、娘で女優の山村紅葉が「私の理想であり、お父さんみたいな人。ママがよく『あの人は小説は天才だけどあとは子供』と言っていた」と明かした。96年9月の山村さんの通夜、葬儀・告別式では親族側に座った。執筆時はいつも「腹ばいで書いています。疲れたらそのまま寝られますし、楽です」。西村京太郎ミステリーは布団の中から生まれる。

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<芸能・1999年9月12日掲載>