工藤公康

対談を終え握手する古閑美保さんと工藤公康さん
対談を終え握手する古閑美保さんと工藤公康さん

現役にこだわった投手と、潔くケジメをつけたゴルファー。工藤公康と古閑美保。この年に現役引退した2人が対談した。工藤は「肘の手術を2回して、23年間痛み止めを飲んでやってきた。今年は肩の状態がよくなかった」。古閑は「手首の痛みが原因。手術という言葉に心が折れた」。ケガが引き金になっての引退理由を語った。工藤は「医者からもう投げられないと言われるか、家族からやめてと言われるかのどっちかだった。嫁には今年の5~6月ごろから言われていて…」と。古閑は母親からの「そんなに痛いなら、もうやらなくていいよ」で決心がついた。頂点を極めたアスリートの心を動かすのは、やはり家族だった。

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<野球・2011年12月30日掲載>