長谷川穂積

WBCバンタム級タイトルマッチ12回戦 長谷川穂積対アルバロ・ペレス 4回、ペレスの顔面をとらえる長谷川穂積
WBCバンタム級タイトルマッチ12回戦 長谷川穂積対アルバロ・ペレス 4回、ペレスの顔面をとらえる長谷川穂積

左ストレートで右ホオを強打し、続けざまに左をネジ込んだ。WBCバンタム級戦、長谷川穂積はペレスに第4R2分38秒でTKO勝ちし、10回連続防衛に成功した。具志堅用高の13回連続に続く2ケタ防衛の金字塔を打ち立てた。がんと闘う母に贈る白星でもあった。試合後、日刊スポーツに「上に転級するか、V11を狙うか半々」と打ち明けた。翌10年4月30日、V11戦に敗れ、フェザー級に転向して世界を獲った。のちスーパーバンタムでも王座に就き、3階級制覇を果たした。連続防衛記録は具志堅の13回、山中慎介12回、内山高志11回に続いて歴代4位。スポーツ紙が好きな無敵男が1面を待っていた。

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<ボクシング・2009年12月19日掲載>