アントニオ猪木

異種格闘技戦 アントニオ猪木対モハメド・アリ 「世紀の凡戦」か?それとも、「歴史的な戦い」か?
異種格闘技戦 アントニオ猪木対モハメド・アリ 「世紀の凡戦」か?それとも、「歴史的な戦い」か?

「世界中に笑われたアリ・猪木〝スーパー茶番劇〟なにが最強対決」1976年6月27日付の日刊スポーツ1面の見出しだ。格闘技世界一決定戦はこれといった激突もなくドローに終わり、試合内容は不評を買った。だが、当の2人は違う。ともに「一番怖かった」「あんなに怖い試合はなかった」と言う。ルールもゴング直前までモメにモメた。当時アリはボクシングヘビー級世界王者、地球で一番強い男。猪木は後に外交でもアリと戦った男として一目置かれる存在になった。16年6月3日、アリが亡くなった。猪木は急きょ会見を開いた。しのぶ声は小さく、ショックを物語っていた。(/_;)

<プロレス・2016年6月5日掲載>