マルセル・キッテル(ドイツ=クイックステップ・フロアーズ)がゴール直前で差しきって第2ステージを制した。

 この日もマルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)ら6人の逃げが決まったが、残り2・3キロまでに全てが吸収され、集団スプリント勝負となった。ゴール前ではマーク・カベンディッシュ(英国=ディメンションデータ)とカレブ・ユアン(オリカ・スコット)が激しく競り勝ったが、直前で右からキッテルが急襲してかわした。2位となったユアンが勝利を確信して思わず両手を上げようとしたほどの僅差だった。3位にはカベンディッシュが入った。

 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)はトップと同タイムの23位、別府史之(トレック・セガフレード)は92位、小石祐馬(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)は132位だった。

 総合はカベンディッシュが首位を守り、4秒差の2位にキッテル、8秒差の3位にグライペル。窪木は12秒差の10位に後退した。