自転車ロードレース「NTN presents 第20回ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ=自転車月間推進協議会主催、日刊スポーツ新聞社ほか後援)の記者発表が29日、都内で行われた。

 昨年に続き、8日間の全8戦。第1戦は5月21日の堺ステージで、第2戦が22日の京都となる。第3戦は23日のいなべで、美濃は24日の第4戦に回る。第5戦以降はこれまで同様に南信州、富士山、伊豆と転戦し、28日に最終第8戦、東京ステージを迎える。29日現在、内外各8チームの合計16チームが出場を予定している。

 大会組織委員会の石黒克巳会長は、「8ステージはツール・ド・フランスなどに次ぐ規模のもの」と胸を張った。

 昨年の観客動員数は、沿道36万人、ネット観戦24万人の計60万人を数えた。同会長は「東京五輪まで4回開催できるが、ネットも含め100万人にしたい。NTNさんの冠協賛をはずみにしたい」と目標を掲げた。

 大手ベアリングメーカーNTNは創業100年を機に冠協賛。大久保博司社長は「世界をなめらかにする企業として、エコな自転車大会を応援させていただきたい」と話した。