国際自転車連合(UCI)は13日、最高峰のレース、ツール・ド・フランスを4度制したクリストファー・フルーム(英国)がドーピング検査で陽性反応を示したと発表した。

 総合優勝を果たした8~9月のブエルタ・ア・エスパーニャでの検査で、ぜんそく治療薬のサルブタモールが、世界反ドーピング機関(WADA)の基準を超える値が検出された。

 ロイター通信によると、フルームは不正を否定し、医師の指示に従ってぜんそくの薬を服用したとしている。