4種目で争う男子オムニアムで橋本英也(日本競輪学校)は10位だった。最初のスクラッチで2着と好発進したが、続くテンポレースは24選手中22位で、エリミネーションも13位。総合14位からスタートした最終のポイントレースで順位を上げた。

 女子マディソンは、オムニアムで今季W杯2勝の梶原悠未(筑波大)と橋本優弥(鹿屋体大)が組んだが周回遅れを重ね、途中でレースを止められた。橋本は女子3000メートル個人追い抜き予選にも出場し、3分43秒676の19位で敗退した。

 ▽橋本英也の話 ワールドカップ第4戦で2位と感触が良く、どこまでいけるかなと思って走った。テンポレースは経験が足りなかったが、エリミネーションの技術、スクラッチのゴールスプリントは互角に戦うことができていた。

 ▽梶原悠未の話 今季からマディソンを走り始めたが、一番駄目(なレース)だった。何もできなかったし、びびってしまった。悔しいというより情けない気持ちでいっぱい。

 ▽橋本優弥の話 スピードが(ワールドカップと)全然違った。有名な選手とも走って経験になったが、恐縮してしまい、出すべきところで力を出せなかったのは後悔している。