開幕して個人タイムトライアル(ITT)が行われ、プリモジュ・ログリッチ(29、スロベニア=ユンボ・ヴィスマ)が12分54秒のタイムで優勝し、マリア・ローザ(総合1位)に袖を通した。

19秒遅れの2位にサイモン・イエーツ(英国=ミッチェルトン・スコット)、23秒遅れの3位に13年、16年に続く3度目の総合優勝を狙うビンチェンツォ・ニバリ(イタリア=バーレーン・メリダ)が続いた。

ログリッチは「可能な限り速く走る以外に特に戦術はなかった。勝利が確定するまでホットシートで長い時間待ったが、勝つことができて嬉しい。ライバルとの差に驚いた」と喜んだ。

昨年総合優勝のクリストファー・フルーム(英国=チームイネオス)はツール・ド・フランス5度目の総合優勝を狙うために欠場した。

初出場のNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネの初山翔は2分47秒遅れの170位だったが、西村大輝は4分36秒遅れでタイムアウトとなり初日でリタイアとなった。