国内最大級の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」が6日、北海道旭川市などでの第1ステージを皮切りに開幕した。雄大な大雪山系を舞台に総走行距離約541キロの過酷なコースを3日間にわたり走り抜ける。

青空の下、合図に合わせて選手たちが勢いよくペダルをこぎ出すと、沿道の観客から拍手と歓声が上がった。友人2人と訪れた東京都狛江市の専門学校生土佐優輔さん(19)は「一気に真剣な表情に変わる選手たちを見て、激しい戦いの始まりを感じた。厳しい山岳コースの中でのせめぎ合いが楽しみ」と興奮した様子だった。

レースは全3ステージで、十勝岳中腹(1050メートル)まで上り、丘陵地帯が美しい富良野市などを経由して南下。標高1000メートルを超える三国峠や石北峠を疾走して、ゴールの当麻町を目指す。コース中、上る高さは計約5500メートルにも及ぶ。

今年で33回目。イタリアやオーストラリアなど海外勢5チーム、栃木県のプロチーム「宇都宮ブリッツェン」や京都大など国内15チームの計約100人が出場する。

昨年は9月7~9日に大会を予定したが、同6日に最大震度7の北海道地震が起き中止した。(共同)