自転車BMXレースの「TOYO TIRESジャパンカップ」が28日に堺市大泉緑地サイクルどろんこ広場で初開催された。

24年パリ五輪、28年ロサンゼルス五輪を目指す国内トップ選手が集まり、19歳以上のプロ選手で競われる「エリートクラス」で男子は国際自転車連合(UCI)ランキング19位の増田優一(大体大)、女子は同ランキング17位の酒井亜樹(Deux Roues Elite Team)が優勝した。

今大会は選手強化や競技の認知度向上を目的に初開催され、来年に開催される世界選手権の選考会の1つにもなっている。

BMXレースの08年北京五輪代表でもある大会実行委員長の阪本章史氏は「新型コロナウイルスの影響で大会が減る中、子供たちにレースを経験してもらいたかった。トップ選手の走りを見て、エンターテインメント性も知ってもらいたかった」と初開催の意図を説明した。

 

主な成績は以下の通り

 

【男子エリートクラス】

1位 増田優一(大体大)

2位 吉井康平(フォスター電機)

3位 島比加瑠(日体大)

 

【女子エリートクラス】

1位 酒井亜樹(Deux Roues Elite Team)

2位 籔田寿衣(大体大)

3位 丹野夏波(早大)

 

【男子ジュニアエリートクラス】

1位 長嶋凌(Pure Japan)

2位 早川敦哉(NoLogo Racing Japan)

3位 根本康佑(水戸啓明高)

 

【女子ジュニアエリートクラス】

1位 西村寧々花(GAN TRIGGER)

2位 野村凪沙(Ace Race Australia)

3位 岡本彩桜(バンピーパス)