<ジロ・デ・イタリア:UCIヒストリカルレース>◇20日◇第11S◇トリノ~アレンツァーノ◇214キロ
トップに1分40秒遅れの4位につけているリーバイ・ライプハイマー(35、米国=アスタナ)が、補給地点で落車した。目の前でボトルをほかの選手が落としたときに自転車から投げ出された。幸い重傷にはいたらず、メーン集団にすぐに追いつき、トップと同タイムの65位でゴールした。
ライプハイマーは08年北京五輪の銅メダリストで、同年のブエルタ・ア・エスパーニャの2度のタイムトライアルも制している。今年に入ってからも、タイムトライアル4度のうち3度勝っており、ツアー・オブ・カリフォルニアでファビアン・カンチェラーラ(28、スイス=サクソバンク)に1度敗れただけだ。
「(落車したが)彼は大丈夫そうに見える。タイムトライアルの前日に落車するのはいいことじゃないが…。しかし、今日まで彼は世界最高のタイムトライヤーだと私は思っている」とアスタナのヨハン・ブリュイネール・マネージャーが言うように、第12Sのタイムトライアルでは逆転の期待がかかる。
今回のタイムトライアルは距離が60・6キロと長丁場であるだけでなく、無数のコーナーに加え山岳ポイントも存在するため、タイムトライアル用の自転車ではなく通常のものが使用されるだろう。
ブリュイネール・マネージャーは「タイムトライアルのスペシャリストとクライマーの両方の資質を持った選手が勝つだろう」としている。


