<ジロ・デ・イタリア:UCIヒストリカルレース>◇27日◇第17S◇キエーティ~ブロックハウス=山岳◇83キロ

 残り15キロ地点で優勝したフランコ・ペリツォッティ(31、イタリア=リクイガス)に続き、ランス・アームストロング(37、米国=アスタナ)がアタックをかけた。ダニーロ・ディルーカ(33、イタリア=LPR)を含む追走集団を置き去りにし、一時はペリツォッティに23メートル付近まで迫ったが、その後はペースダウンしトップに1分59秒遅れの10位に終わった。総合は12分17秒遅れの12位と変わらなかった。

 「いい試みだった。彼は明らかにもうひとつ上のレベルにきている」とアスタナのヨハン・ブリュイネール・マネージャーは期待通りの展開にニンマリだ。

 ペリツォッティに追いついていれば、ステージ優勝のチャンスはあったが、「もう少し冷静になっていれば早く追いつけたんだが…。でも、捕らえる脚はなかった。だが(引退していた)4年間ビールを飲み続け、1カ月前に落車したことを思えば、コンディションは良くなっているよ」とアームストロングは“つぶやきサイト”につづり、自身の調子の良さを感じている様子だ。また、ジルベルト・シモーニ(38、イタリア=ディキジョバンニ)は「アームストロングは日に日に良くなっている。ツール・ド・フランス7連覇のときと同じ感じだよ」と、アームストロングの状態の良さを認めている。

 この日、リーバイ・ライプハイマー(35、米国=アスタナ)が4分32秒遅れの6位となって総合優勝を狙うには難しい状況となったため、アームストロングは今後、アシストではなく自分の勝利のために走ることができる。ステージ優勝の期待が膨らんできた。