アンニョンハセヨ~! アン・シネです。ついこの間、19年になったと思ったら、もう1月も終わり。時間のたつのは早いものです。ボーっとしていてはいけませんね。さて、今週の「サランヘヨゴルフ」は、「私のバッグの中身見せます」。いつもは見せないヒミツを、みなさんにお見せしちゃいます。


バッグの中に無塩アーモンド
バッグの中に無塩アーモンド

プロ仕様のゴルフバッグは、アマチュアの皆さんが普通、持っている物よりとても大きく、重くできています。もちろん、契約メーカーのPRという側面もあるのですが、そのためだけではありません。18ホールに全力を尽くすために、必要なあらゆるものが入るようになっているからです。

では、一体どんなものが入っているのでしょう。今日はそれをぜ~んぶお見せしちゃいます。クラブやボール、傘、レインウエア、ルールブック、タオルが数枚…。このあたりまでは当たり前ですね。冬なら携帯用カイロやミトンなどの防寒具、夏なら暑さ対策グッズがいろいろ入っています。

汗をかいたり、雨にぬれたりするので、塗りなおす必要のある日焼け止めもワタシは絶対にいれています。リップクリームやメークグッズも、女子プロなら入れている人も多いはずです。


ゼリーで栄養補給
ゼリーで栄養補給

さらに大切なのは、いわゆる行動食です。日本では、アマチュアの皆さんがプレーするときは、9ホール終わったら休憩してランチ、ということが多いと思います。でも、私たちプロの試合では、18ホールスルーでプレーするのが当たり前。だから、途中でエネルギー不足にならないように、上手にエネルギーを補給する必要があるのです。

ツアー競技ではほとんどの場合、要所、要所にドリンクが用意されています。でも、アミノ酸などのドリンクで自分に合ったものを用意しているプロがほとんどです。水筒タイプのボトルにそのまま入れていたり、スティックタイプの顆粒(かりゅう)を水に溶かしたり、何らかの形で摂取します。


バナナもあります
バナナもあります

フード(食物)もラウンドしながら上手にとります。バナナやプロテインゼリーのようなポピュラーなものは、ワタシのバッグにも入っています。でも、ワタシが絶対に持っているのは、無塩アーモンド。ミネラルのバランスがよく、脂質の大半がオレイン酸でできているというスグレモノ。食物繊維も豊富で、鉄分もたっぷり。抗酸化作用があって老化を防ぐというスーパーフードです。無塩のものを選んでいるから、塩分を気にする必要もありません。

アーモンドをとるタイミングは、緊張した時にちょっとした間が欲しいな~というときや、退屈だな~というときなどいろいろです。でも、これをおなかに入れるだけで、しっかりエネルギー補給ができて、落ち着くこともできるので、とても有効です。

みなさんも、ちょっとしたフードをバッグに入れておき、上手に摂取するとエネルギー切れをせずにうまくプレーできますよ。オススメは無塩アーモンド。コンビニでも手に入るので、ぜひ、試してみてください。


 ◆取材構成=遠藤淳子(清流舎)

 ◆撮影=河野匠

 ◆取材協力=ザ・インペリアルCC(茨城・稲敷市)