どーもです。RODDIOのニューモデル「S-Design Oversized」ドライバーを試打できました。同モデルはロフト違いでシルバー、ブラックの2タイプがありますが、実際に打ってみると意外と性格が違うかなと思ったので、両方紹介することにしました。というわけで今日紹介するのはロフト10度のブラックタイプです。早速、いってみましょう。


まずは見た目から。


基本的には、昨日紹介したシルバーと同じですが、色のせいか、若干小振りに見えたりします。

フェースも基本的にはシルバーと同じだと思いますが、やはり若干シャローにも見えるんですよね・・・。まあ、色の影響かと思いますけど。

ボディはシャロー気味ですね!

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。ブラックタイプは、クラウンがマット仕上げになっていました。同じクロでもマットなほうが引き締まって見えるような気がします。ロフト違いは、ぶっちゃけ、見た目では気付きませんでした・・・(汗)

今回試打したのはオリジナルシャフト「TT-5 月」装着モデル。スペックはロフト角10度、ライ角60度、長さ45.5インチ、総重量310.0g、バランスD0。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量62.5g、トルク4.9、中元調子。

試打会場は東京メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。


持ってみた感覚ですが、重量的にはシルバーとほぼ同じかなって。ボクには1gの差はわかりませんでしたw ちなみに、シャフトはシルバーで試打した「TT-5 月」をそのままカチャカチャの差し替えです。なので、グリップもやや細め。シャフトを手でしならせてみるとわりとしなるイメージで、しなりポイント真ん中よりも気持ち手元側。ワッグルしてみると手元に加え、先端もやや緩めのイメージでした。素振りしてみると、意外とヘッドが走りそうな予感もありました。まあこの辺は昨日のシルバーと変わりません。


が、実際打ってみると、あらビックリ!! ロフト1度立っているとはいえ、「えっ!? こんなに球の上がり方が違うの?」というのが正直な感想でした。同じシャフトを使っているので、ロフトだけではなく、重心位置の違いとかもありそうな感じでした。そして同じ感覚で振っているのに、なぜかHSが上がっていました。勝手に身体が感じて反応したのか、理由はわかりませんが、結果としてHSが上がっていました。それが打点のバラケにつながったのかもしれませんが、シルバーのように弾道はそろいませんでした。でも、これくらいのバラケなら許容範囲!! もっと言えば、ボクレベルなら充分たたいても大丈夫だってことも分かりました。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS43.2m/s、初速62.6m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量2264.4rpm、サイドスピン-335.5rpm、飛距離251.0y

【ベスト】

HS43.6m/s、初速63.1m/s、打ち出し角14.8度、バックスピン量2499.7rpm、サイドスピン-35.7rpm、飛距離254.3y


打感は弾き系ですが、シルバーよりもややボールのつぶれ感を感じました。音も全くの別モノで、シルバーよりはやや低め。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックの弾道データはこちら

弾道的には高弾道ですが、シルバーほどではなかったです。よりも打ち出し角が抑えられていたようなイメージですね。結果的に振れちゃっているから飛距離が出るのは分かりますが、スピン量は逆に減っていました。


出球傾向は、ボクのスイングで基本ドロー系。でも、オートマチックにつかまったシルバーに対して、ブラックは若干操作性も意識しているのか、シルバーほどアバウトには打てませんでした。


シャフトフィーリングですが、シルバーで感じたのとほぼ同じですね。メーカー的には中元調子ですが、ボクの感覚では結構先端部のしなりも感じて、ムチのようにしなるイメージでした。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメですが、実際にはHS45m/s辺りでも充分たたけそうな雰囲気はありました。基本性格はオートマチック系なのでしょうが、シルバーと比較すると、ロフト角以上の違いも感じました。球の上がり方は、スカイトラック上はほぼ同じ結果ですが、どう見ても高さが抑えられているように見えましたし、若干操作性も意識しているようなイメージも感じました。HS42m/sがほぼ限界で43m/sオーバーをマークすることがほぼなくなっているボクがMAXHS43.6m/sって、なんかすごいかも。振ろうとしていないのに勝手にHSが上がるって・・・。なんか、怖いっすw HS45辺りまでならたたけばたたいだけ応えてくれそうなイメージでした。


というわけで、いくつかシャフトも送っていただきましたので、そのインプレッションを明日、お届けしたいと思います。

<RODDIO「S-Design Oversized(BLACK)」ドライバー>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:10▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=811軽量比重チタン、フェース=ZA010チタン、ハッチ=カーボン、スリーブ&ホーゼル=アルミニウム合金

■価格:ヘッド単体1本7万2500円~7万5000円+税


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