どーもです。いよいよ絶好のゴルフシーズン到来ですが、個人的には、桜の季節にゴルフに行けませんでしたわ~(涙) 釣り取材で気付きましたが、ボクの三半規管は自分が思うほど強くなかったようです。この2回ほど、激しい船酔いで、効き目抜群と言われる酔い止め薬「アネロン」をもってしても船酔いになりました。ゴルファーで釣り人も多いと思いますが、船酔いに効く方法があればぜひ教えてください!! と、まったくゴルフに関係ない枕になってしまいましたが、筒康博のコラムをお届けします。今回は鯉、違った、濃いっすよ~!!


■Spring has come ! 絶好のゴルフシーズン到来です

今週は2021マスターズトーナメント熱戦中ですが、いよいよ本格的なゴルフシーズンが始まりました! 今年は桜の美しいタイミングでコースに行くことができました。写真の「JGMやさと石岡ゴルフクラブ」は、インドアゴルフレンジKz亀戸店・小坂支配人がクラブチャンピオンを獲得しているコースなんです。ここは、チャレンジングな名物ホールがたくさんあり、誰でも楽しめるのが僕のお気に入りポイント。誰と行っても必ず「また行きたい!」と言ってもらえるので、オススメです。


■皆さんのゴルフ情報ソースは何処から仕入れていますか?

先日はYouTube動画「みんなでちゃんねる」の撮影に行ってきました。女性ゴルファーの皆さんがナイスショット連発&ベスト更新もあり、とっても楽しそうだったのが印象的でした。


ところで皆さんに質問があります。先月はジャパンゴルフフェアがあり、久しぶりに一般ゴルファーの皆様やゴルフ業界の皆様とたくさんお会いすることができました。そこでビックリしたのが、さまざまなネットコンテンツやYouTube視聴者の皆さんから「いつも観てますよ!」「頑張ってください」などの声を掛けてもらったこと。皆さんのゴルフ情報ソースは、どんなコンテンツが中心になっているのでしょうか? 非常に興味があります。


■スイング改良が自分でできる!? 米で大人気「SWING ALINE(スイングアライン)」

話は変わりますが、今アメリカで大人気の練習グッズ「スイングアライン」がついに日本に上陸しました。パッと見では伝わりづらいですが、これ本当にすごいです!


スイングにおけるアウトサイドイン軌道チキンウイング(肘引け)フェースの過剰な開閉の3大エラーが改善できる超優れモノです! 自分で目視もできる上に、ボールを打ちながら“違和感”を感じ取れるので、フォームもフィーリングも確実に向上することができます。しかも、外した後にも「スイングアライン」の感覚が残り、『肩』『胸』『腰』の分離と調和を感じながら練習することができます。


「えっ!? 肩と腰じゃなく胸って…?」の声もあると思いますが、グローバルで考えられている一般的なスイングにおける「パーツ」について、お話しする必要があると思います。


■「ローテーション」は身体の各部分に存在する

スイング用語で「ローテーション」という言葉を聞いたことはありますか? 多くの人は腕やクラブ(フェース)のことだと思っているようですが、実は『上半身(肩・胸)』『下半身(腰・ひざ)』などカラダの各部分にローテーションが存在しています。


例えば「腰を切ってタメを作る」のアドバイスも、上半身や腕のローテーションが遅れすぎてタイミングが合わない場合は「スピンアウト」といって、カラダ全体の調和が合わないエラー動作と見るのがローテーションの基本的な見方&直し方です。


また、「肩を開くな」「胸を回せ」の言葉も独立したローテーションが存在しています。『肩(=腕の付け根)』と『胸』はゴルフスイングにおいて別のパーツ。無意識に一緒に動くものと思っている人が多いですが、仮に「肩と腰の捻転差」がある場面においては、胸は中間的な位置になるのが自然です。


「そんな難しいこと考えながらスイングするのは嫌だ!」の人に、まさに「スイングアライン」はうってつけです!


■スイングエラーの「過剰と過少」は「誤解と理解」によって生まれる

ゴルフほど「観ただけではうまくいかない」ゲームはないと思いませんか? 誰もわざわざカッコ悪いスイングするつもりはありませんし、ミスショットを打ちたいと思ってプレーもしないはずです。しかし現実には、良くも悪くも「誤解」の上に成り立っているのがゴルフの奥の深いところじゃないかと思っています。


写真は、上半身のローテーションを改善するプロセスです。前傾角度に対して適正な動きをするために、「縦に動かすイメージ」を取り入れて素振りまで行いました。しかし、実際のショットはというと、ほぼ水平に動いているのが分かると思います。アタマで考えた「方法」は、必ずしも「実際」にそうなるわけではないですし、うまくいったとしても、ある時期が来れば『過剰(やりすぎ)』になる逆のエラーが起こる場合もあります。


写真の例で言えば、まだまだインプットが実際の動きに反映していない『過少(足りない)』状態。しばらく続ける必要がありますが、あくまで狙いは『適正化(ちょうど良い)』です。


これってギアにも言えることで、“真実”はたくさんありますが、“事実”は1つしかありません。プロゴルファーや競技ゴルファーがスイングやクラブに悩むことは、スランプと受け取られる傾向があります。しかし、一般アマチュアゴルファーや初心者の場合は“誤解”からスタートしているはず。たくさんの“情報(真実)”を自分のものにするためには、『過小』か『過剰』かの事実を確認しながら取り入れることをオススメします。


「〇〇理論!!!」と言った方が、ウケが良いのはわかっているのですが、不器用ですみません…(泣)


文・構成/猿場トール


■筒康博 さまさざなゴルフメディア&YouTubeに登場。プロアマ問わず8万人以上にスイング&ギアのアドバイスを経験。10月より「インドアゴルフレンジKz亀戸店」3Fに、アマチュアゴルファー専門「5DIMENSION GOLF スタジオ」をオープン。さまざまな各種機器&データを駆使し、ゴルファーの感性をブラッシュアップする。


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