どーもです。早いモノで、2023年も半年が過ぎようとしています。本業がドタバタ過ぎて、今年は全くゴルフにもいけず、現時点で7ラウンドと月1ゴルファー状態です。以前はほぼ毎日握っていたクラブも、今では釣りザオを握る時間の方が…はないか!! 実戦ではスコアが出せない状態ですが、逆にレンジ試打は悪くないんですよね(笑) レンジでは自分でもほれぼれするような弾道ですが、「これが実戦で出てくれれば…」と思う今日このごろです。というわけで、今月の筒康博氏コラムですが、何やらすごいことになっているような? また、モダンスクエアはめっちゃ参考になりました。ボクもその辺を意識して、少ない練習で意識してみようと思います!!


■総勢約500 名レッスン&スクールの相互ヘッドティーチャーに!

この度わたくし筒康博はヘッドティーチャーを務める「インドアゴルフレンジKz亀戸店」とPGA ティーチングA級、横山健司プロが代表を務める「ヨコヤマゴルフスクール」合わせて総勢約500 名レッスン&スクール生のトップという重責を追う「相互ヘッドティーチャー」を務めることとなりました。場所もレッスン形態も異なり、互いが「ゴルファーのため」、今まで以上にスイング、ギア選び、練習環境、発信等の「良い所取り」をしていくのと、今後「レッスンをしたい人」が勉強できるハード&ソフトを提供するためです。


今までも横山プロがパーソナリティを務めるFM さがみ「横山健司のちょいとゴルフをしませんか」にラジオ出演をしたり、一緒に新作クラブの試打を行ったりしましたが、今後はレッスンや試打をはじめ、いろいろな発信をしていくつもりです。東京都の東から西まで広くカバーしていきますので、何卒よろしくお願い致します!


■先月51 歳になりました。もう「老害ゴルファー」に!?

私事ながら先日51 歳になり、会員様からケーキやプレゼントを頂きました。FB メッセージもですが、まさかこの歳になってお祝いして頂けるなんて、夢にも思いませんでしたが、遂に「老害ゴルファー」と呼ばれる年齢になりました。若かったころは想像もしなかった現在があります。


絶対に「今時の若い者は…」は言いたくないですが、改めて考えてみると若い人から見れば、存在自体が「どうであれ老害」なのでしょう。ジジイはジジイらしく、やるべきことをやろうと考えている今日このごろですが、「『自覚しないよりマシ』になるのが、コレからのテーマになるかな?」と思っています。


自分より年下のゴルファーに承認欲求やマウントなんかしなくても、充分にゴルフは「歳をとってからの方が楽しい」です。若い人を羨まなくても「自己最高のゴルフ」も「レッスン史上最高の生徒」もコレからいくらでも作れますから(笑)


■モダンスクエア6 「左右の対称性」はどこまで必要!?

トッププロがやっている「左打ち」には、左右の対称性を整える効果があると言われています。「なぜ“左右対称”と言わないか?」というと、ゴルフの場合は構えた時にグリップ位置が左右で異なるため、バックスイング時の右肘よりも、インパクト以降の左肘の方がたたむタイミングが遅くなったり、写真のように「3時→9時」といっても、実際にはフォロースルー側の半径の方が大きくなったりします。また、体の位置もボールを飛ばす側へ多く移動するので、完全な左右対称にはなりません。


しかし、優秀なスイングを行っているゴルファーほど「鏡のように」左右の動きが非常に似ているのも事実。アドレス〜バックスイング時で中腰に膝が曲がっていたものがインパクト以降は伸びるため、「高く遠くに」クラブの軌道が大きくなるのがオーソドックスな動きといえます。逆に言えば、機械的に左右のクラブの動きが対称だったとしたら、スピードと進展されたフォロースルーにはなっていないことになります。アイアンショットで長方形のターフが取れたり、ヘッドを放り出すような長いインパクトにはならず、「縮めたインパクト」になってしまいます。


「前傾キープ」といいながら、飛球線の後方からスイングを見てみると、バックスイングの軌道よりもフォロースルーの方が僅かに高い軌道をたどるのが「モダンスクエア」上級者スイングと、そうでないスイングの大きな分かれ道の1つといえます。くれぐれもピッタリ重なるような「大カット打ちの始まり」チェックをしないで下さい。


■体の動きこそ「左右の対称性」をチェックすべし!? 各パーツにも「軌道」が存在する

クラブの位置には妙に左右の対称性を求めるわりに、体の動きになると急に「ダウンでお辞儀するように」や「体を丸めて」など、前半の動きと後半の動きを完全に分けてしまうものが多い気がします。


クラブの位置こそ前半と後半でスピードもボール位置も左右対称にはならない要素が多いのですが、人間の体の動き方「そのもの」は対称性があるべきです。例えば、ダウンスイングで何がなんでも「前傾キープしたい」なら、バックスイングも似たように角度を維持する(左右の対称性)必要があります。どうしてもバックスイングで「左腕をまっすぐにしたい」なら、インパクト以降の左腕だって「まっすぐ伸びる」時間がなければおかしなバランスになってしまいます。


どうしてもスイングは二次元的で、しかも「静止画」で見がちですが、体の各部にもヘッドと同じような「軌道」があります。スイングのある部分だけを切り取って「トッププロはこうなっている!」的なスイング考察に偏るよりも、前後の動き「各パーツの軌道」、つまり流れを改善する方が遥かに実践もしやすく、結果も良くなります。3D モーションキャプチャーの計測が難しいならアプリでも良いですし、動画のマーキングでも「各パーツの軌道」は一応確認できます。


体に無理の少ない「モダンスクエア」スイングなら体の左右のパーツに「対称性」があるので、体の動きも前半と後半「どちらかがうまくいけば」反対側に動きをコピペしやすいのです。なぜか日本のゴルファーは「ダウンスイング時の努力」が大好きい傾向がありますが、「それ、反対側できる?」を考えると「アイデアが長持ちするかどうか?」が、直感的に分かるかも知れません。


文・構成/猿場トール


■筒康博 スイング・ギア両面から計測&解析を活かし、プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイス。人気インドア「ゴルフレンジKz 亀戸店」ヘッドティーチャーを務めるかたわら、さまざまなメディアに出演・連載中。ゴルフWEB マガジン「FITTING」編集長に就任し、自ら取材も行っている。


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