どーもです。キャロウェイの数量限定ニューモデル「APEX PRO」シリーズを試打できました。今回「APEX UW」「APEX UTアイアン」と「APEX PRO」「APEX CB」「APEX MB」の3アイアンを試打できました。今回の試打は5モデル一気でしたが、なんと1時間掛からずに終了。「APEX UTアイアン」はちょっと手強かったですが…。何が言いたいかというと、ゴルフレベル低下中のボクですが、そんなボクでもかなりご機嫌なモデルだったということです。というわけで、まずはFWとUTのいいところ取りを目指した「APEX UW」からいってみましょう。


まずは見た目から。


なんと、今に至って先代モデルを試打できていないことが判明しました(汗)。そんなわけで先代との比較はできません。FWのボールの上がりやすさとUTの操作性を兼ね備えたモデルとのことですが、ソールを見る限りは小振りなFWの印象。ソールにはウエートが搭載され、そのウエートから後ろのシルバー部分がT字型になっていて、トウ・ヒールのサイドよりも気持ち高くなっています。これは接地面積を減らし、抜けの良さを意識してでしょうね。

フェースはある意味独特かな。シャローにも見えますが、トウ側にボリュームがあります。

ボディはセミディープ。ソールを見ると抜けの良さを意識しているのが視認できると思います。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。イメージ的にはジャパニーズUT。クラウンの投影面識は大きめなUTといった感じ。構えた感じでは、ソールで感じた小振りなFW感はなかったですね。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TENSEI 70 for Callaway」Sフレックス装着モデルの21度。スペックは、ロフト角21度、ライ角59.0度、長さ40.5インチ、総重量357g、バランスD1。ヘッド体積125cm3。シャフトスペックは、重量66g、トルク3.6、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピーボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップも気持ち細めかな。シャフトを手でしならせてみると、Sにしてはやや柔らかめな印象で、しなりポイントは真ん中よりも気持ち先辺り。ワッグルしてみると、しなりポイントから結構しなる印象で、その振れ幅はやや大きめ。素振りしてみると、印象的には可もなく不可もなくの印象でした。


実際に打ってみると、まず驚くのはボールの上がり方。先代を打っていなので比較できませんが、世間の評価を見る限り先代の上がり方はいまひとつだったようです。この辺を意識したのであれば、改善されていると言っても間違いないくらいの上がりやすさを感じました。打ち出し角の数値的には16~17度ですが、実際に打った感覚ではそれ以上にドーンと上がってくれるイメージでした。また、個人的には直進性も高いように感じました。打ち出し方向でやや右に出ているのはボクのスイングの問題ですが、いつもの持ち球ではなく、打ち出し方向にほぼストレートに飛んでくれました。そして何より、飛びますね! マイクラブ「ロマロUT」がロフト21度ですが、この平均飛距離は190~195y。200yはかなり条件がそろわないとマークしませんが、この「APEX UW」は全く飛ばそうという意識がなくても約210yでした。これだけでもすごいことですが、もしかして“飛んで曲がらない”究極の1本だったりして…!?


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS40.6m/s、初速56.5m/s、打ち出し角16.7度、バックスピン量4142.4rpm、サイドスピン-155.8rpm、飛距離208.1y

【ベスト】

HS39.5m/s、初速55.1m/s、打ち出し角17.3度、バックスピン量3436.5rpm、サイドスピン-147.4rpm、飛距離210.7y


打感はマイルド。ボールのつぶれ感を存分に感じる、分厚い当たりが印象的でした。音は中高音系。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら

弾道的には高弾道。前述通り、ボールを上げようなんて意識は一切ないにも関わらずドーンでした。スピン量はやや少なめかな?


出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレートから軽いドロー系。FWもUTも、多くのモデルで持ち球を連発していますが、この「APEX UW」は逆に例の弾道を打とうとしても打てませんでした。“ゴルフあるある”かもしれませんが、打とうしたら打てず、逆に真っ直ぐ打とうとしたら出るかもしれませんけど…w


シャフトフィーリングと振り感ですが、軽いのでいつもよりも振れているような気はしました。イメージとしてはクセがなく、素直にしなる感じでした。


今回ボクが打った限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。下は38m/sくらいでも使えそうですが、上はこれ以上にはオススメしません。基本性格的にはオートマチック系。少なくともボールの上がり方は間違いなくオートマック系です。今回はマットの上からだったので、抜けの良さはぶっちゃけ分かりません。でも、これだけオートマチックに上がって、しかもほぼ真っ直ぐ飛んでくれるとなると、ちょっと興味をそそられるモデルですね。200~210yをこれだけラクに打てたら、アマチュアのゴルフが変わると思います。

<キャロウェイ「APEX UW」>

■KAZ'sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=17-4ステンレススチール+ソールウエート(7g)、フェース=マレージング鋼C300

■ロフトバリエーション:17度、19度、21度、23度

■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「TENSEI for Callaway」(S=66g/3.6、SR&R=64g/3.9/中調子)。※21度

■価格:各1本5万600円 ※税込み