石川遼は後半にミスが続いてスコアを落とし102位と出遅れ、決勝ラウンド進出へ暗雲が垂れ込めた。

 「もったいないミスからダボ、ボギーとなった。技術的にまだまだ」と唇をかんだ。

 10番からスタートし、前半は強い風の中でイーブンパーと耐えた。しかし4番で「ドライバーを引っかけて」第1打を左に曲げると「リズムが崩れた」。2打目以降もミスが続いて4オン2パットのダブルボギー。5、7番ではパットのタッチが合わず、ボギーを重ねてずるずると順位を落とした。

 ことしに入って出た4試合全てで予選落ちと苦しい戦いが続く。この大会も過去2年とも予選落ちと相性は良くない。「きょうたたいたホールで、頑張ってリベンジしたい」と必死に気持ちを切り替え、挽回を期した。