アマチュアの勝みなみ(16=鹿児島高1年)が、メジャーの全米女子オープン(7月9日開幕、米ランカスターCC)の日本地区予選(6月15日、兵庫・有馬ロイヤルGC)に出場する意向を固めた。ツアー最年少優勝記録を持つスーパー・アマが、世界最高峰大会の出場権獲得に挑む。李知姫(36=韓国)が、通算9アンダー207で並んだ鈴木愛(20)とのプレーオフを制し、3年ぶりのツアー通算18勝目を挙げた。

 女子メジャーの中でも最も権威のある世界最高峰トーナメントへ。勝が出場権獲得を狙い、全米女子オープン日本地区予選に臨む。同予選の日本開催は昨年に続いて2度目。昨年はエントリーしたが、九州女子アマと日程が重なり出場を断念した。今年は6月15日に兵庫・有馬ロイヤルGCで行われ、日程的に問題はなく、近くエントリーする。

 今季ツアー初戦の勝はこの日、2バーディー、7ボギーの77と崩れ、通算8オーバー。大里桃子(16)とともに56位でベストアマを獲得も「70台で止まってよかった」と苦笑い。悩みのパットで「狙った所に打てない」とこぼした。今後は22日に日本をたち、昨年優勝のニュージーランド・アマに出場する。「海に行きたい。浜辺でバシャバシャして青春したい」と笑顔で再スタートを誓った。【加藤裕一】