男子は関将太（茨城・水城３年）が逆転初優勝を飾った。第１日、首位に１打差２位タイで最終日を迎えた関は、石井貢監督（６６）への思いで涙の逆転優勝を引き寄せた。

　出だし連続ボギーの後は出入りの激しいゴルフ。「１０番ボギーでダメかと思った」が、１１番から何と６連続バーディーを奪った。「前半はセカンドが悪かったが、後半はパットとショットがかみ合ってゾーンに入った」。

　本年度で廃部となる名門水城の最後の選手として「監督に恩返しがしたかった」。その通りの結果に石井監督は「節目の年にたいへんなことをしてくれた」と、手放しで喜んでいた。

　第１日５アンダー６７で単独首位の三倉誠生（まさき、香川・藤井学園寒川１年）は、２打差２位タイとなった。

＜男子上位最終成績＞

【１位】関将太（茨城・水城３年）＝１３６（６８・６８）

【２位】阪根竜之介（東京・国士舘２年）＝１３８（７３・６５）、三倉誠生（香川・藤井学園寒川１年）＝１３８（６７・７１）

【４位】金谷拓実（広島・広島国際学院２年）＝１３９、青山晃大（愛知・名古屋西陵１年）＝１３９

【６位】若原亮太（岐阜・岐阜聖徳学園２年）＝１４０、芹沢慈眼（熊本・秀岳館１年）＝１４０、西山大広（香川・香川西３年）＝１４０

【９位】坂本雄介（埼玉・埼玉栄２年）＝１４１、櫛山勝弘（千葉・拓大紅陵３年）＝１４１

【１１位】佐伯部竜也（高知・明徳義塾２年）＝１４３、久保田皓也（兵庫・滝川二３年）＝１４３、伊藤泰良（千葉・千葉経大付１年）＝１４３、大沢優（新潟・開志国際１年）＝１４３

【１５位】岩崎亜久竜（静岡・クラーク静岡３年）＝１４４、安部寛章（福岡・福岡第一３年）＝１４４、大嶋炎（岡山・作陽３年）＝１４４、伊藤優太（埼玉・埼玉栄３年）＝１４４、古川雄大（福岡・福岡第一３年）＝１４４、大岩龍一（東京・堀越３年）＝１４４

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