男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズは15日に静岡・太平洋C御殿場(7246ヤード、パー72)で最終ラウンドを行う予定だったが、霧による視界不良のため、競技は中止となった。第3日終了時点の結果で順位が確定、石川遼(24)は24位となった。

 選手は、中止決定後に来場したファンにサインをするなどサービス。選手会長の池田勇太(29)の音頭で、石川ら数人は18番でウオーターショットやアプローチ合戦など、デモンストレーションを行い、ファンを喜ばせた。「中止になった後、何をするのか、どこまでできるのか、選手会にとってもチャレンジだったと思います。手作り感があってすごく楽しかったし、(ファンが)盛り上がってくれたらうれしいです」と石川。来週のダンロップ・フェニックスに向けては「今日に朝もいい練習ができて、よくなってきているなあ、というのがあった。このまま来週に入っていけたら楽しみです」と話した。