西日本決勝大会(4月2、3日、佐賀・若木GC)へトップ通過を果たした豊里裕士(沖縄・恩納中2年)は、8オーバー80というスコアに「微妙です」と苦笑いした。

 スタート1番で3メートルのパーパットを沈めて好スタートを切ったが、その後はグリーンの重さにてこずり「アプローチの距離感が合わなかった」。ただ、「ドライバーがよかった」のが大崩れしなかった要因だという。

 9歳からゴルフを始めて5年。昨年は8月から12月までに沖縄でのジュニア大会で3連勝と、力をつけてきた。小柄(160センチ、49キロ)ながら、ドライバー飛距離も250ヤードと伸びている。一昨年に初めてこの予選に挑戦して決勝大会に進んだが、世界ジュニアには進めなかった。「西日本決勝大会までに全部を上達させたい」と、意欲を見せていた。