今季メジャー最終戦・全米プロは日本時間28日午後8時、米ニュージャージー州スプリングフィールドのバルタスロールGC(7428ヤード、パー70)で開幕する。

 松山英樹(24=LEXUS)は26日、18ホールを回り、前日のアウト9ホールと合わせて、練習ラウンドは1・5ラウンドとなった。

 正午前から日差しが極端に強くなり、午後は猛烈な暑さとなるため、この日は午前6時にコース入り。ラウンド後はパット練習のみでショット練習をせず、早めに切り上げた。「ロッカールームに入ったら、いきなりやる気がなくなって」と“早じまい”の理由を説明。アイアンをキャビティバック型から、4月に7位となったマスターズ時に使っていたマッスルバック型のものに戻し、状態は上向きの様子だ。「アイアンを戻したのは気分転換。調子が悪くて苦しんだというより、全英のデータ(パーオン率28%)を見てビックリするほど悪かったので」。全米オープン、全英オープンと直近のメジャーで2戦連続予選落ち。再スタートの準備は順調だ。