杉原大河(徳島・生光学園高2年)がただ1人、アンダーパーの1アンダー71をマークして、東日本決勝大会(4月22、23日、茨城・美浦GC)に進んだ。

 前半は2オーバーだったが、後半スタートの10番パー5(521ヤード)で残り230ヤードの第2打を3番ウッドで2オンさせるバーディー。11番では2メートルを沈めて連続バーディーと調子を上げた。最終18番パー5(509ヤード)では「フォローだったけどドライバーが300ヤード以上飛びました」と、これも2オンに成功し、バーディーで締めた。

 2014年世界ジュニアの13-14歳の部で優勝した。15年の15-17歳の部では3日目最終組で回るなど優勝争いをしたが、11位に終わり、昨年は胸部の筋肉を痛めて出場を断念。「何としてももう1回、世界ジュニアの舞台に立ちたい」と、今年は予選から挑戦している。

 東西ブロックの予選にダブルエントリーできるため、すでに関西・東海予選で西日本決勝大会進出も決めている。「世界ジュニアは、今年が最後なので絶対に出たい。1つ目のチャンスの西日本決勝大会で優勝したい」と意気込んだ。