宮里優作(36=フリー)が、10年ぶりの沖縄開催となった国内メジャー初戦を制して大会を盛り上げた。

 昨年の賞金ランク1位池田勇太、同2位で昨年覇者の谷口秀人が欠場する中、選手会長としての自覚がいつも以上に芽生えていたようだ。宮里優は「最近、応援を力に変えられるようになった。ちょっと大人になったのですかね」とおどけてみせた。

 先月の中日クラウンズでのツアー4勝目は1年5カ月ぶりのVだった。2試合連続で、自身初の年2勝を達成し「ちょっと前からしたら、こんなに勝てるんだっていう気持ち。(国内)メジャーで勝てた実感もまだわかない」と、あらためて優勝をかみしめていた。