男子ゴルフの関西オープン(18日開幕、京都・城陽CC)の練習ラウンドが17日、同コースで行われた。

 00年片山晋呉以来となるツアータイ記録の3試合連続優勝がかかる宮里優作(36=フリー)は18ホールを回って最終調整。73年のツアー制度施行後、3試合連続優勝は7人。片山は年度をまたいでの達成だったため、同一年なら96年尾崎将司までさかのぼる。「嫌でも注目されますね」と言いつつ「切り替えていきたい」と新たな気持ちで目の前の一戦に臨む。

 日本プロ優勝の余韻が残る日曜に家族の住む名古屋へ戻ると、月曜は午前6時半に目が覚めた。「粛々と業務をこなしましたよ」と笑ったように、子どもたちの送り迎えをした。その後も日本ツアー参戦のため愛知に滞在中の妹藍と食事。クラブを握らず、リフレッシュに専念できた。

 この日は18ホールの練習ラウンドで最終調整。「練習ラウンドはホント下手くそだね。参考にならない」と苦笑するが、09年に同じコースで行われたパナソニック・オープン第3日には64をマークしている。「イメージは悪くない。とにかく4日間やることが大事」。静かに記録との戦いをスタートさせる。