男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープン(15日開幕、ウィスコンシン州エリンヒルズ)の練習ラウンドが12日(日本時間13日)、同コースで行われた。

 2年連続2度目の出場となる谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)は、ここまで2ラウンドを消化。7741ヤード(パー72)というコースについて「長いよ~」と笑わせた後で「飛ばし屋が有利なのは確実でしょうね。自分はフェアウエーをキープして地道にチャンスをつくるしかない。それだけです」と展望を語った。

 メジャー初開催となる今回の舞台。特徴の1つが、全英オープンを思わせる、フェスキュー芝も混じった長いラフ。腰の近くまで達する場所もあり「入ったら出すだけ。入ったら、お仕置きですよ」と苦笑する。谷原に限らず、間違いなくフェアウエーキープは上位進出の鍵を握ってくる。

 今大会のキャディーには、東北福祉大の1年後輩で日本ツアー2勝の谷口拓也を起用。初タッグで難コースに挑む。