2年連続出場の宮里優作(36=フリー)は4バーディー、4ボギーの72で回り、イーブンパーの45位となった。

 一時は2アンダーまで伸ばしただけに、14、15番の連続3パットボギーを悔やむ。「安全にいきすぎて、ピンを攻めていけなかった。あそこは逃げると難しくなる」。いずれもパーオンには成功していたが、最初のパットは14メートル以上。複雑にうねるグリーンでは、寄せるのも至難の業だった。

 世界最高峰の戦いに気持ちは高ぶっている。「セッティングはドSですけど、分かりやすい。ミスショットはミスショットになりますし、いいショットはバーディーにつながる。お客さんもすごい」と充実感があふれる。「落ち着いてプレーすることが大事。1つ1つターゲットを絞って、丁寧にゴルフをしたい」。夢の舞台で、まずは2年連続の予選通過といきたいところだ。