9打差82位から出た世界ランク4位の松山英樹が、7バーディー、ノーボギーの65をマークし、通算5アンダーの139で首位と2打差の8位タイに浮上した。スタートの1番から連続バーディーを奪うと、その後もショット、パットともに安定感抜群。6番からは3連続バーディーとし、前半だけで6つのバーディーを重ね、圧巻のハーフ「30」をマーク。後半も13番でバーディーを奪い、さらに1つ伸ばした。

 ポール・ケーシー(英国)、ブライアン・ハーマン(米国)、トミー・フリートウッド(英国)、ブルックス・ケプカ(米国)が通算7アンダーで首位に並んだ。

 日本勢は小平智と宮里優作が通算2アンダーの24位で予選を通過。池田勇太は通算2オーバーの69位、谷原秀人は同4オーバーの92位、今平周吾は同5オーバーの102位でそれぞれ予選落ちとなった。

 第1日首位のリッキー・ファウラー(米国)はスコアを1つ落とし、通算6アンダーの5位。4月のマスターズ覇者セルヒオ・ガルシア(スペイン)は同3アンダーの19位。世界ランク5位ジョーダン・スピース(米国)は同イーブンパーの43位となった。

 昨年大会優勝のダスティン・ジョンソン(米国)、ロリー・マキロイ(英国)、ジェーソン・デー(オーストラリア)という世界ランクトップ3がそろって予選で姿を消す波乱も。決勝ラウンド進出者の中では松山が世界ランク最上位となる。