23日に開幕する米女子ゴルフツアー、アーカンソー選手権に出場する宮里藍が21日、会場の米アーカンソー州ロジャーズのピナクルCCで記者会見に臨み、既に表明している今季限りでの現役引退について「モチベーションの維持が難しくなった」とあらためて説明した。

 宮里藍は約2カ月ぶりの米ツアー復帰で、引退表明後では初となる。元世界ランキング1位への注目度は高く、記者会見は地元メディア向けに英語で行われた。

 2006年に米ツアーへ本格参戦してから初勝利まで4年かかったことに「言葉、移動、時差への適応に思った以上の時間がかかった」と振り返る。「米国での12年間は素晴らしい思い出。全力でプレーしてきた。シーズンの残りを楽しみたい」と笑顔で話した。