第1ラウンドが行われ、今季限りで現役を退く宮里藍は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で暫定61位だった。悪天候のため30選手が競技を終了できずに順延となった。

 上原彩子は73で暫定70位、メジャー初出場で18歳の畑岡奈紗は78と崩れ、同139位。野村敏京と横峯さくらは17ホールを終え、野村が1オーバー、横峯が5オーバー。

 競技を終えた選手では崔チェラ(韓国)が66で暫定首位に立った。

 ◆宮里藍 「風が難しかった。ただ、ショット自体は悪くなかったし、惜しいパットも結構あった。メジャーといっても、そんなに気負いもなく、地に足を着けてプレーができた。明日(第2ラウンド)も手堅くいきたい」。

 ◆上原彩子 「メジャーのセッティングで風も難しいしフェアウエーも狭い。その中でドライバーショットは本当に良かった。もう少しいいスコアで回れたらよかったが、そんなにネガティブじゃない。頭を使ったのでしっかり休んで2日目も頑張りたい」。

 ◆畑岡奈紗 「ティーショットがラフにいってしまった。風というよりも自分のショットのミス。最後の18番(パー5)はチャンスホールなのにスコアを落としてしまったのが一番悔しい。2日目はもう少しティーショットを安定させてバーディーを取りたい」。

 ◆横峯さくら 「左にいくショットが何回かあって、そこでボギーにしたのがすごくもったいなかった。ショットの調整をする時間があまりないけど、できる限りのことをやる」。

 ◆野村敏京 「(悪天候になるのは)分かっていた。ショットは普通だったが、大きく跳ねたりして運がなかった」。