優勝を狙った沢田知佳(18)が、惜しくもアマチュア最高の3位に終わった。

 5月にあったプロテストの2次で落選。今大会で優勝すれば、2次免除の規定により、7月の最終選考(富山・小杉CC)に進むことが可能だった。

 この日は首位と2打差3位でスタート。前半は1バーディー、1ボギーのイーブン。15番パー5でバーディーを奪い、一時は首位を狙える位置まで付けたが、その後が続かなかった。最終的には首位と2打差の通算5アンダーの3位に終わった。

 いつも通り、トレードマークのピンク色のリボンを付けてプレー。将来性ある18歳は「自分では考えないようにしていましたけれど、どこかで優勝を意識していたのかも。自分のプレーを出せれば、結果は付いてくると思っていました。でもバーディーが少なすぎた。ティーショットは良かったけれど、セカンドの距離感があまり合わなかった」と悔しそうに話した。

 プロテストで左手甲を負傷。ショットの練習も50球を打つのがやっとで、痛み止めの薬を飲みながらの出場だった。

 今後については「まずは手を完治させて、QTで上位を目指せるように頑張りたいです」とかわいらしい笑顔を見せた。