松山英樹(25=LEXUS)が12日、ロンドンで行われているテニスのウィンブルドン選手権を堪能した。

 来週末から始まる全英オープンを前に、谷原秀人(38)とともにオールイングランド・クラブの会場を訪れた。センターコートのロイヤルボックス(貴賓席)の前から3列目、ど真ん中の最高の席を用意され、「ゴルフ場じゃないので余計に緊張した」が、男子シングルス準決勝2試合を堪能した。「今日1日、本当に楽しませてもらった。印象に残っていることが多すぎる」。

 親交のある錦織圭(27)は、残念ながら3回戦で敗れ、すでに英国を離れたため観戦はできなかったが、この日の第1試合は、世界1位のマリー(英国)が登場。フルセットで敗れる波乱だったが、2時間42分のフルセットを、1度も席を立たずに目に焼き付けた。第2試合は「雰囲気がかっこいい。大好き」というフェデラーの試合を観戦。会場に足を運んで初めて見たテニスが、ウィンブルドンのセンターコートという最高の舞台で、約4時間半のテニスを堪能していた。