男子ゴルフの世界ランク2位、松山英樹(25=LEXUS)が16日、5年連続5度目の出場となる全英オープン(20日開幕、ロイヤルバークデールGC)に向けて同コースで2度目の練習ラウンドを行った。

 前日は谷原秀人とイン9ホールを回り、この日は2人でアウト9ホールをプレー。2番では第2打をピンに絡めてバーディーを奪うなど、随所で好ショットを披露。強い風に負けないよう第1打をパンチショットのように低く打つホールもあれば、両膝や片膝をついた状態、または腰を深く落とした状態でグリーン周りのバンカーから寄せを試みる場面もあり、さまざまな状況を想定しながらコースをチェックした。

 ラウンド後はパッティンググリーンに直行。松山に続いて世界ランク4位ロリー・マキロイ(英国)、同1位ダスティン・ジョンソン(米国)が姿を現すと、練習場周辺は開幕前週の日曜日にもかかわらずギャラリーでごった返した。松山は2週前に出場したアイルランド・オープンで大会ホストを務めていたマキロイと親しげに談笑するなど、リラックスムードで調整。1時間30分ほど入念にストロークを確かめ、引き揚げた。